華つばき 「小鴨小学校認知症絵本教室」
- 2025年01月17日
1月17日、小鴨小学校4年生を対象に認知症理解のための絵本教室を開催しました。倉吉市長寿社会課、認知症地域支援推進員、明倫小鴨包括、かもがわ包括、小鴨地区民生児童委員、上小鴨地区民生児童委員と華つばき職員が合計21名の支援者となり、2クラス50名の4年生を対象に開催しました。
まずは、「ばあばは、だいじょうぶ」という絵本の朗読を行い、
次に認知症についての説明をパワーポイントを使って、お話をさせていただきました。児童の皆さんはとても集中して聞いてくださっていました。
スクリーンに映してのお話を聞いて頂いた後は、各クラスに戻り、10グループに分かれて「認知症についてわかったこと」「私たちにできること」の2つをテーマについて、子供中心に感じたことや学んだことをまとめて頂きました。
各グループには支援者が2名付き、サポートをしました。
今年度の児童は活発な意見が出ていました。「認知症の方の気持ちについて考えてみよう」というテーマについては、「認知症の方も私達も同じ気持ち」と発表があり、認知症だから特別ではなく、同じ心を持っていることを学ぶ事が出来ました。発表では他のグループの意見もしっかりと聞いて、自然と拍手もでるグループワークとなりました。
今年もインフルエンザ等感染症も心配していましたが、皆さん元気に教室に参加してくれました。私達にも充実した時間となりました。
今後も交流を通し、倉吉市の地域で、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを皆様とともに目指していきます。
小規模多機能ホーム華つばき 福田 高之